改築推進工法

CMT既設管破砕 改築工法 実績ご紹介


CMT改築推進用掘進設備仕様

掘進機 φ1010mm  L 2730mm
カッター 5.0・3.75・2.5 rpm
原動機 30KW トルク 43KN・M
方向制御 J 300KN  St 50mm × 4 台

CMT改築掘進機

 

 

   
   切削部
   
   掘進機後部
   
   圧気用ロック室 全面
   
   圧気用ロック室 背面



施工方法

切羽安定方法
掘削添加材注入による泥土圧管理 - 泥土圧
掘削土量管理
スクリュウコンベアにより泥土圧を調整し掘削土量を管理
掘削残土処分
管内はバキューム排土とし、掘削残土は全て産廃処分
既設管の事前処理
CB による中詰注入の実施(既設管の状況により施工不要)
既設下水流下方式
バイパス方式

施工状況


既設管と改築管の相対位置関係は
左図の通りで既設管下部に未切削部分があり更に前述の通り老朽欠落部分が有るために既設管の実切削量はかなりの減となりました。

既設管の切削状況の測定結果は殆ど無負荷で切削出来、鉄筋は50mm~ 100mm程度で回収され稀に500mm程度のものがありました。

添加剤を用いて塑性流動化させて切羽面の安定を図りましたが、鉄筋はこの泥土と混じりながら安定して搬出されました。

切削断面と搬出鉄筋量を計算するとほぼ全量の鉄筋が回収されています。 切羽の土庄管理及び排土管理を実施した結果、切羽崩壊などは皆無で施工が出来、日進量は約2.45m/日とほぼ計画通りの成績で竣工出来ました。

ただ、発進坑口より約23m付近で切羽管理数値に異常が見られ切羽異常と判断し、直ちに準備した送風ブロアー及び圧気用ロッ クを作動させ約0.02MPa 程度の弱い圧気により切羽面の保護を講じた後にバルクヘッド扉を開放して切羽を目視点検しました。

当所から懸念していた鋼板( 12mm× 700 mm× 700 mm)数枚が障害 物として存在する事が検知できたために、直ちに対処ができ大事に至る事無く、ほぼ工程通りの日程で工事を完了することが出来 ました。

掘進機据え付け状況

ヒューム管推進状況
掘進排土状況
掘進機到達状況
裏込注入工状況


工事を終えて

中大口径管の改築推進工法を焦点にしたCMT改築推進工法の初弾工事が成功裏に完了し、開発関係者は安堵したことは事実です。

改築推進工事は一般推進工事と異なり非常に厳しい条件があり、机上設計や工場実験更には地下模擬実験を重ねたとしても実際の現場においてそれらが直ちに応用できるか否かが判明出来ないほどです。

しかし、私たちが改築推進工法の開発に当たり基本命題とした「切羽の管理が最大の課題である」との考えは正しいとの確信を得ることが出来 ました。

現在CMT工法協会では推進管の継輪問題の解決に挑戦しており、この問題を早期に解決し、更なる発展を目指して開発を続けていきます。


動画で見る 「CMT改築工法説明」 と 「CMT改築工法実績」

・CMT改築推進工法 説明編


・CMT改築推進工法 実績編


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施工実績

代表的な施工事例です。

改築推進工法

山口県宇部市

φ840mm

大中口径管改築推進工法

 

紹介動画あり

愛知県

愛知県豊橋市

φ1000mm×1448m

500R 3箇所,700R 4箇所

新潟県

新潟県

φ1350mm

可燃性ガス含有地盤
高土被り
山岳下 120m

神戸市

神戸市

φ1000mm×251m

障害物

地下鉄築造時の親杭

(H300×300-9本)

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